何がどれだけ乗る? エレクターのスチールラックの耐荷重
スチールラックの最大の特徴は、積載量がとても大きいこと。総荷重は棚板の耐荷重×枚数で計算するので、棚板を増やせば計算上では1トンの荷物でも積むことができます。棚板1枚にどんなものがどれだけ乗るのか調べてみました。
スチールラックに載せられる重さは、棚板の耐荷重×枚数
スチールラックの耐荷重は、棚板1枚あたりのものです。差し込める棚板の数に限界はありますが、棚全体に載せられる荷物の重さは、とても単純な計算で出すことができます。
棚板の耐荷重×枚数=総荷重の限度
耐荷重250㎏の棚板を4枚使うなら、積載可能な重量は250×4=1,000㎏。
このように積載量を計算できるのは、スチールラックならではです。
エレクターのスチールラックは、耐荷重で2種類にわかれる
エレクターのオンラインショップを見ると、とても沢山のスチールラックが並んでいて混乱するかもしれませんが、大別するとたった2種類です。エレクターでは、家庭用、業務用というくくりにしていますが、主な違いは耐荷重です。
耐荷重135㎏/1枚の「ホームエレクター」
業務用を家庭での使いやすさとインテリア性を重視し、手頃な価格にしたスチールラックです。棚板を見ると、横向きにワイヤーが走っているのが特徴。1枚で135㎏の荷重に耐えます。
耐荷重250㎏/1枚の「スーパーエレクター・シェルフ」
ワイヤーの数が多く、業務用のニーズに応えられる高いスペックのスチールラックです。棚板は奥行きの向きにワイヤーが多く走ります。1枚で250㎏の荷重に耐えます。
135㎏の棚板には、こんなものがこれだけ載ります!
台所のツールや家電が丸ごと載る
ファミリーの台所を想定しましょう。26Lのオーブンレンジ、トースター、炊飯器、ジュースミキサー、電気ケトル、鉄板3枚付きのホットプレート、カセットコンロ、ホームベーカリー。全部載せても50㎏程度です。余裕ですね!
文庫本なら、だいたい450冊
文庫本の重さは100ページ50gなので、『嵐が丘』(新潮社のもので600ページ)くらいの厚さの本で、1冊300gです。つまり450冊載せても大丈夫!
ペットボトル 2Lなら67.5本、500mLなら270本
2Lのペットボトルは、67.5本。6本入りの段ボール箱なら、11箱になります。
500mLのペットボトルは、270本。24本入りの段ボール箱で11箱の計算です。
どっちのサイズも10箱程度と覚えておくと便利ですね。
18L満タンのポリタンクの灯油なら、8個
18Lのポリタンクに満タンまで灯油を入れると、約15.5㎏です。やはり液体は重たいです。載せるのは8個以内に。ポリタンク8個ぶん(144リットル)の灯油の保管は、消防法令でも認められていますが、不要な大量保管はできる限り避けてください。
猫なら、だいたい33匹
健康な大人の猫の体重は、だいたい4㎏です。もし猫がたくさん集まってしまったとしても、33匹までは乗ってOKです。でも、シェルフはケージにならないので、ちょっと乗せるだけにしてくださいね。
250㎏の棚板には、こんなものがこれだけ載ります!
文庫本なら、だいたい830冊
文庫本の重さは100ページ50gなので、『嵐が丘』(新潮社のもので600ページ)くらいの厚さの本で、1冊300gです。つまり830冊保管できます。出版社の倉庫、会社の資料室にスチールラックは最適です。
ペットボトル 2Lなら125本、500mLなら500本
2Lのペットボトルは、125本。6本入りの段ボール箱なら、20箱になります。
500mLのペットボトルは、500本。24本入りの段ボール箱で20箱の計算です。
どっちのサイズも20箱程度と覚えておくと便利ですね。
会社の防災備蓄にも最適です。
18L満タンのポリタンクの灯油なら、16個ですが……
18Lのポリタンクに満タンまで灯油を入れると、約15.5㎏です。物理的には16個載せることができますが、200リットルを超える灯油を保管する場合は建物の大幅な改修が義務づけられています。消防法令に従った保管方法を確認しましょう。ポリタンク11個までは改修なしで保管できますが、大量保管はできる限り避けましょう。
ガラパゴスゾウガメなら、1匹乗れる
健康な大人のガラパゴスゾウガメの体重は、だいたい200㎏です。もしスチールラックにガラパゴスゾウガメが寝ていても、1匹なら起こさなくてOKです
(動物のケージとしての使用は推奨していません)。